2012年5月31日木曜日

「一回くらいは….」はダメ、シンナー中毒2

「一回くらいは….」はダメ、シンナー中毒

シンナーを止められなくなってしまう理由は、
その酩酊状態における幻覚の体験がきっかけとなっているようです。
シンナーを乱用しつづけると、集中力や判断力がなくなり、
何ごとにも無気力になるほか、身体がしびれたり、
歯がボロボロになったり、肝臓や腎臓などが影響を受けます。
さらに、大脳が萎縮し、一度破壊された脳の動きは、
たとえ乱用をやめても決して元に戻らないのです。
人格に影響を及ぼすこともあります。
イライラして落ち着きがなくなります。
無気力でだらしなくなったりします。
幻視、幻聴、妄想などを起こすこともあります。
他人への暴力や殺人などにもつながっていくのです。


「毒物及び劇物取締法」においても規制されているシンナーですが、
依然として少年を中心に乱用されています。
薬物による犯罪は今もなお、起こっているのです。
どんな甘い誘いがあっても、絶対に手を出してはいけないのです。
また、誘惑の手口が巧妙になっているので、薬物とはわからないで
手にする危険もあります。
しっかり見きわめる目が必要です。

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