2012年6月1日金曜日

お茶で健康!1

お茶で健康!

ワインブームも含め、巷では健康食品と
銘打ってさまざまな食品が登場しています。
それでは、私たちにとって、最も身近な
「お茶」はどうなのでしょうか。
お茶には、その製造方法の違いにより、
大きく3つに分類することができます。
お茶の葉を発酵させないでつくる不発酵茶、完全に発酵させる発酵茶、
その中間的な存在で適度に発酵させる半発酵茶です。
それぞれ緑茶、紅茶、ウーロン茶に代表されています。
これらのお茶は、もともと同じ茶の木(中国原産のツバキ科)の葉を
原料にしてつくられています。
同じ種類の木の葉からつくったはずなのですが、
それぞれのお茶の成分は発酵の度合いによって少しずつ違っています。


代表的な成分は緑茶ではカテキン、
そして紅茶ではテアフラビンやテアルビジン、
その中間的なウーロン茶にはウーロン茶ポリフェノールなどです。
これらの物質の疫学的な効果については、
現在も多くの研究者が研究中ですが、
「発ガン抑制作用」や活性酸素を除去する「抗酸化作用」のほか、
「血中コレステロール低下作用」「血圧上昇抑制作用」「抗菌作用」など、
数多くの効用が報告されています。
また、“お茶でうがい”することにより、
風邪のウイルスの撃退に有効であるとか、
ウーロン茶ポリフェノールでは、
「虫歯予防やアトピー性皮膚炎にも有効である」
という報告もあります。

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